Column

コラム

 

何となく相手から嫌われているような気がしたり、必要以上に他人の目を気にしてしまうことはありませんか?

気づいたらいつも孤独で、一人反省会を開いている人も少なくありません。

そこで今回は、現役心理士である筆者が、他人の目を気にしなくなる方法について解説していきます☆

 

 

 

自分の気持ちを大切にする

 

他人の目を気にするようになった原因の1つとして、過去のトラウマがあります。

例えば、本音を言って相手から嫌われたなどの辛い経験があると、それをきっかけに他人の目を過剰に気にするようになります(T_T)

では本音を言って嫌われた時は、どのように対処すれば良いのでしょうか?

それは、自分の気持ちを大切にすることです(^^)

当たり前のことかもしれませんが、忘れてしまっている人が多いです…。

相手に合わせすぎて気疲れしてしまっている人ほど、自分の気持ちを大切にしてあげてください。

相手に合わせすぎるということは、それだけ気配りができているという証です☆

まずはそんな自分がいるんだということに気づいて、もっと自分の考えを尊重するようにしましょう。

他人の目を気にする人は、空気を読みすぎたり謙虚すぎるところがあります。

これは同時に自分の気持ちを無視する行為でもあるのです(;_;)

これが癖になると「人は人。自分は自分」という考えが持てなくなり、常に自分が一歩引いて周りとの関係を築くことになってしまいます。

まずは、「相手には相手の考えがあるように、自分にも自分なりの考えがある」と受け入れましょう♪

 

 

 

自分の考えを相手に伝えてみる

 

他人の目を気にする人は、自己肯定感が低いことが多いです。

なぜなら小さい頃からできないことばかり指摘されて傷ついたり、あまり褒められた経験がないからです。

そうすると、大人になってからも「自分には特別なスキルも長所もないから、どうせうまくいかない」という思い込みを持つようになります(>_<)

その時、つい相手に合わせようとする人がいるのですが、それだと仮に相手から気に入られたとしても、結局は自分の人生を生きることはできません。

1番大事なのは、勇気を出して自分の考えを相手に伝えてみるということです(*^_^*)

もちろん批判されたり反発されることもあるかもしれませんが、自分の考えを伝えることで、もっと大切なものを手に入れることができます。

それは何かというと、「自分で考えて判断し、自分の責任で行動する」という主体性です★

主体性が身につくと自分の中の軸がはっきりしてくるので、他人の目を気にして振り回されることも少なくなります。

 

 

相手の発言を「自分への否定」と捉えない

 

相手の発言を「自分への否定」と捉えないことも大事です☆

なぜなら、他人の目を気にする人は物事を悪く受け止める傾向があるからです。

もしかしたら自分を否定する癖がついていたり、見捨てられることへの不安があるのかもしれません(T_T)

小さい頃に不安定な家庭環境で育ったことが原因の場合もあります。

例えば、両親が喧嘩を繰り返しているような家庭で育った人は、他人を信用することに抵抗を抱いてしまうようです。

相手の発言に対して「否定されているのかな?」と感じた時は、2つのポイントを押さえておきましょう★

1つは、相手の発言や態度を「自分への否定」と捉えないことです。

そしてもう1つは、いつも変わらないスタンスで接してくれる人を見つけることです。

これはどういうことかと言うと、「こうすべきだよ」と強制してこない人や、「嫌なことは嫌」「できないことはできない」と伝えても関係性が悪化しない人のことです(^_^)

このような人とは健全な人間関係が築けます。

 

 

 

コントロールできることだけに目を向ける

 

人間関係においては、自分だけの努力ではどうしようもできない部分があります。

「この人と仲良くなりたい」と思っても、相性の問題もあります。

普段働いていると、「結果」と「プロセス」という言葉を耳にすると思いますが、このうち自分がコントロールできるのは「プロセス」だけです。

もっと簡単に言うと、「その相手と仲良くなれるかどうか」「その人からどう思われるか」という結果にこだわるのではなく、「目の前の相手に対していつも丁寧に誠実に接している」というプロセスに目を向けるということです(o^^o)

他人の目が気になる時は、自分がコントロールできることだけに目を向けるようにしましょう♪

そうすることで気持ちもだんだん落ち着いてくると思います。

 

 

 

うまくいかない原因を考えてみる

 

人間関係には相性の問題があるとお伝えしましたが、どんなに自分が「この人と仲良くなりたい」と思っても、相手も同じことを考えているとは限りません。

他人の目を気にする人はノーと言えずに自分の気持ちを我慢してしまうことが多いです(;_;)

ですが、実際にはノーと言っても言わなくても、嫌われる時は嫌われます…。

「生理的に受け付けない」とか「自分とは合わない」という理由で、一方的に見下したり嫌ってくる人たちは必ずいます。

もし今人間関係がうまくいかなくて辛い思いをしているのであれば、「なぜうまくいかないのか?」「どうして自分は嫌われるのか?」ということを考えてみましょう☆

例えば、あなたが特定の人から嫌われているのか、それとも大勢の人から嫌われているのか。

これを少し考えてみます♪

明らかにどう考えても高確率で会う人みんなから嫌われていたり、仕事の人間関係や恋愛、家族関係でうまくいかないのであれば、何かあなたに改善すべき原因があるのかもしれません(>_<)

実は人が人を嫌う時、次に挙げる5つの原因のうちどれかが絡み合っていると言われています。

 

1つは、相手が自分の期待に応えてくれないこと。

2つ目は、相手が自分に危害を加える恐れがあること。

3つ目は、相手に対する嫉妬。

4つ目は、相手に対する軽蔑。

5つ目は、相手に対する無関心。

 

この5つです。

 

 

 

相性の問題か、自分に問題があるかを見極める

 

筆者が普段カウンセリングをしていると、たまに「会う人みんなから嫌われている気がします」とおっしゃる方に出会います。

これは4つ目の「相手に対する軽蔑」の原因が大きいのかもしれません(/ _ ; )

本人も気づかないうちに、無意識に相手を不快な気持ちにさせるような態度を取っている可能性があるということなのです。

例えば、相手と話す時の顔つきや身振り、身だしなみなどです。

もし「みんなから嫌われている気がする」とか「相手から悪口や陰口を言われている気がする」という気持ちが強くなった時は、次に挙げるチェックポイントをぜひ見直してみてください(^^)

 

・身だしなみが汚くないか

・髪型が乱れていないか

・話し方に相手を馬鹿にした雰囲気や言い回しがないか

・相手に対して生意気な態度を取っていないか

 

誰しも他人の目を気にして人間関係で不安になることはありますが、コントロールできないことで悩むのはもったいないです(>_<)

時には嫌われる勇気を持つことも大切だということを忘れないでください★

今回の内容が少しでも参考になれば幸いです♪

 

 

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