言うことを聞かないお子さんに悩んでいる親御さんは多いです。
大切なのは、「どうして子供は言うことを聞かないのか?」という子供の課題と、「どうして子供に言うことを聞かせることができないのか?」という親の課題の2点です。
この2点に注目して、子供の気持ちをうまく立て直すサポートをしていきましょう★
言うことを聞かないと言っても色々な場面がありますが、例えば集中力が続かなくて勉強が進まないお子さんが増えています(T_T)
親御さんがいくら注意をしても直らず、何をしてもすぐに飽きてしまうというご相談を受けます。
どうして集中力が続かないのでしょうか?
それは、「勉強=嫌なもの」というイメージがあるからです(>_<)
言うことを聞かない子供に対して、心配になって口うるさく言ってしまうこともあると思います。
それも親心なので決して悪いことではありません(^_^)
ですが、あまり言い過ぎると子供の中で「勉強=嫌なもの」というイメージが強化されてしまうので、まずは話し合ってみましょう。
話し合う際のポイントは2つあります☆
1つは、子供自身に「いつ勉強をするのか」を決めてもらうことです。
宿題をやっていないようなら「何時ごろ宿題をやる予定にしてる?早めに済ますとあとで楽かもしれないよ。」「今日はどんな宿題が出てるの?一緒にやろうか?」などの声かけをしましょう(^^)
ゲームに夢中になって勉強を忘れているようなら「何度も約束が守れていないから、ルールについてもう1回話し合おうか?」と伝えてみます。
もし提出日の前日になって焦っているようなら「ギリギリになって焦っちゃうよね。これからこうならないようにするには、どうしたらいいと思う?」と聞いてみましょう。
ポイントの2つ目は、子供に選ばせる質問をすることです★
「できないからもうやめちゃうのと、できるようになって友達と楽しい時間を過ごすの、どっちが良いかな?」という風に、あえて子供に選ばせるような質問をしてみるのも1つの方法です。
人は誰でも自分で物事を決めたい生き物で、これは大人も子供も同じです(*^_^*)
「やらなきゃダメ」と言われるとやる気は起きませんが、「どっちがいい?」と聞かれると、無意識のうちに「できた方がいい」と思うものです。
もちろん中には親に反抗して「別にできるようにならなくていい!」と、素直に認めない子もいます(>_<)
そういう子は、気持ちの立て直し方を親に手伝ってほしいという心理が隠れている場合があります。
どういうことかというと、「〇〇したくない」という気持ちに寄り添ってほしくて、その上でさらにどうすればできるようになるのかを一緒に考えてほしいと思っているということです☆
大切なのは、「いつでもお母さんは応援しているよ!」という対等な目線で関わることです(o^^o)
多くの場合、子供は何のために勉強をやらなければならないのかが分かりません。
その時に子供のダメな部分ばかりを注意してよくしようとしても、なかなかうまくいきません(;_;)
ダメ出しではなくヨイ出しをすることをおすすめします。
これは子供の良いところを見つけて褒めるということです♪
例えば「遊びに行く前に勉強をやってるんだね。感心するなぁ!」などです。
人は注目された部分の行動が自然と増える傾向にあるので、できない部分を注意すればするほど、ますますできなくなっていきます。
ダメ出しの代わりにヨイ出しをした方が子供の集中力ややる気は上がりますので、ぜひ伝えてみましょう(^^)
それに加えて、「なぜ勉強をするのか?」「勉強をするとどんな良いことがあるのか?」について、親子で話し合ってみるのも良いと思います。
ここまでは、集中力が続かなくて勉強が進まないお子さんのケースについて解説しました。
ここからは甘えん坊なお子さんに言うことを聞いてもらう方法についてお伝えします♪
「子供に甘えられるのは嬉しいけど、あまりにベッタリで将来が不安」とおっしゃる親御さんは多いです(/ _ ; )
年齢に関わらず子供が執拗に甘えてくるのは、不安が強かったり愛情不足を感じている時と言われています。
いろんな子育ての本を読んだり、話して聞かせようとしても、かえって子供の甘えがひどくなると心配が募りますよね(T_T)
ですが、「自立するためにはその前にしっかりと甘えて依存することが大切。しっかりと『子供』をしてこそ、大人になることができる。」ということを忘れないでいただきたいです☆
もうすぐ小学生になるから自立させなくちゃ!などと無理に引き離そうとすると、それが逆効果になってしまうこともあります。
手を繋いだり抱っこなどのスキンシップもたくさんしてあげてください。
甘えん坊の子供と接する時は、子供が投げかけてくるメッセージをキャッチすることが大切です(^^)
野球で例えるなら、子供がピッチャーで親がキャッチャーです。
子供がボールを投げてくれたら、どんなボールでもまずは1度受け止める(o^^o)
もし登園渋りや登校渋りをするようなら「そっか。行きたくないんだね。」「行くのが嫌なんだね。」と一旦クッションのように受け止めましょう。
「子供の思い通りにさせたら、余計に甘えん坊になるんじゃないですか?」と思う方もいるかもしれません。
ですが、「気持ちを受け止めること」は決して「子供の言う通りにすること」ではありません。
どんな事情があったかはまだ分からないけど、「幼稚園(小学校)に行きたくない」という子供の気持ちを、「あなたは今行きたくない気持ちなんだね。お母さんはそのことを分かってるよ。」と受け止めてあげることが大切です(*^_^*)
子供の気持ちを受け止めるためには、よく話を聞くことが重要です。
これも簡単そうでなかなか難しいと思います。
ポイントは、どれだけ子供に「お母さんはしっかり話を聞いてくれてる!」と思ってもらえるかです(^_^)
子供は「こういうことがあった。今日はこういうことをした。」という事実以上に、「だからとっても楽しかったんだ!」「悔しくて泣きそうになったの。」という気持ちを分かってほしいのです★
話を聞く時は、次のようなことを心がけましょう。
・用事している手を止める
・子供の目を見る
・「うんうん」と頷いて聞く
・途中で話を遮らない
実際に1日中このような対応をしようとしても大変だと思いますので、できれば1日のうちに5分でも「話を聞くタイム」を作ってみてはいかがでしょうか?♪
できることから、小さなことから、まず始めてみる。
それが子供にとっても親にとっても大きな変化の第一歩になります(*^_^*)
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