「ちょっとしたことで他人にイライラしてしまいます。
そしてそんな自分にもイライラします。
うまく心を鎮めて性格を変える方法を教えて欲しいです。」
こんなお悩みを抱えていませんか?
今回は、現役心理カウンセラーが「イライラして人に当たってしまう性格を変える方法」をご紹介します☆
カウンセリングのクライアントや仕事仲間、友達などから相談を受けた時、「いつも他人にイライラしてしまう」という悩みをよく聞きます。
イライラする気持ちも分かりますし、イライラすること自体は悪いことではありません。
特に新しい環境になった時などは感情も不安定になりやすいです(>_<)
イライラしやすい人は、相手の気持ちを受け取りやすい人です。
例えば「会社で嫌なことがあった」という友達の愚痴を聞いて、自分のことのようにイライラする場合があったとします。
この時のイライラは、会社に向けられるのと同時に目の前の友達にも向けられています。
それは、友達の話に共感することがストレスになるからです(;_;)
友達の話に共感しても、その問題を解決するのは「友達自身」ですので、友達に対して「これ以上ストレスを感じさせないで!」とイライラしてしまいます。
周りに親しい人が多くいればいるほど、この共感が引き金となって、小さなことでイライラすることが増える傾向にあります(T_T)
イライラした時の解決法は、「気づくこと」です(^_^)
それだけ?と思うかもしれませんが、いつもは無意識でやっていることですので、気づけるだけでもすごく大きいのです。
イライラしている自分に気づいたら、なるべく楽しい感情で終わるような対応を心がけてみてください☆
あるいはイライラを飲み込んだ後に、紙に気持ちを書いたりして発散させましょう。
ポイントはイライラを相手にぶつけないということです。
もし余裕があれば、その時の状況をメモしておきます♪
・どんな状況の時にイライラしやすいのか?
・それによってどんな結果を得ているのか?
・自分はどんな気持ちになっているのか?
などを見える化しましょう。
そうすると、だんだん自分の本当の気持ちが分かってきます(*^^*)
例えば友達との関係がギクシャクして、相手がイライラした状態で会話が終わったとしましょう。
「私は自分の意見を言いたかっただけなのに、怒るなんでひどい」と思っているとします(>_<)
この場合、「私は怒っている」というのが自分の本当の気持ちなのかというと、実はそうではありません。
「私は不安」が本当の気持ちなのです★
「自分が話をちゃんと聞かないと、友達との信頼関係にヒビが入ってしまうんじゃないか?」
「いつか友達の信頼を裏切ってしまったら?」
などと考えて不安になっているのかもしれません。
・不安を相手に伝えるためにはどうしたらいいのか?
・相手も自分も心地よくなれる関わり方はどのようなものか?
・どういう時に自分は不安になるのか?
というところまで考えられると、解決にグッと近づきますよ^^
そして、相手の気持ちのツボを知ることも重要です。
例えば恋人と喧嘩をして怒鳴ってしまったとします。
そういう時は以下のことを考えてみましょう♪
・何をすれば相手が喜ぶのか?
・何をすると相手は怒るのか?
この2点が相手の気持ちを知るツボになります。
ついカッとなって恋人が一番気にしている部分を非難してしまったり、冗談で相手の怒りに触れてしまったりなど…。
自分からすれば大したことはないと思うことでも、人によっては大きくプライドを傷つけられたと感じることもありますよね(;_;)
相手の素敵なところを褒めたのに、反応がイマイチだったり。
あるいは何気なく言った一言から喧嘩に発展してしまった経験があるかもしれません。
怒鳴ってしまう自分を変えたいなら、相手の気持ちを知ることが重要です(o^^o)
では、どうやって相手の気持ちのツボを知ればいいのでしょうか?
ポイントは普段からの注意力です。
普段から相手が誇りに思っていることや自信のあること、よく話題に出ることを掴む努力をしてみましょう。
例えば仕事に誇りを持っているなら、仕事のことで褒められると相手は嬉しいはずです。
スポーツの話題をよく出すのであれば、運動神経の良さを褒めてあげると喜んでくれるかも知れません。
それと同時に、第三者のどのような行動に対して怒るのかも把握しておきましょう☆
例えば礼儀がなっていない人に怒るのであれば、礼儀をわきまえない言動は相手の怒りスイッチをオンにします。
普段の会話の中から、相手が何に対してどう反応するのかを気にしてみると良いと思います。
そのような視点で相手と接するようにすると、相手の気持ちが分かるようになってイライラすることも少なくなるでしょう♪
ここまで読んでくださった方にお伝えしたいことは、最初は失敗しても良いということです(*^_^*)
現状を変えたいと思って行動を起こす人には2種類あります。
1つが、勇気を出して最初の一歩を踏み出したけど、それ以上前に進めない人。
もう1つが、勇気を出して最初の一歩を踏み出してから、どんどん状況が良くなっている人。
同じように最初の一歩を踏み出したのに、このような違いが出てくるのはなぜだと思いますか?
分かれ道のポイントは、「最初の一歩を踏み出して良い結果が出たか出なかったか」です★
「本当に自分は変われるのかな」と思っている方は、「最初の一歩は失敗しても良い」ということをぜひ頭に入れておきましょう^^
やってみてうまくいかなくても、次はうまくいくかもしれません。
その小さな成功が自信になり、次の一歩の原動力になり、勇気が湧いてきますよ♪
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