リストカットしたいわけではないのに、自分を傷つけるのがやめられない(>_<)
むしゃくしゃしたら、リストカットしてしまう(;_:)
このように、困っているなあ、やめたいなあと思っている人に、リストカットをしてしまう原因と、どうすればやめる方向に持っていけるかの対処法をお伝えします。
あわせて、周りの人の対応の仕方もお話しします☆
リストカットをするのは
・イライラするから
・つらい気分がすっきりするから
・血を見ると安心するから
など、さまざまな理由があります。
心がとても苦しくて、つらい気持ちがあり、それがどうにもできないために身体を傷つけます。
身体を傷つけるともちろん痛いです(;_:)
しかし心の苦しさよりも、身体の痛みの方がはっきりと原因があるので扱いやすいのです。
切るという行為で、不安や絶望感などの感情がやわらぐ人もいます。
血が出たのを見て、ほっとする人もいるでしょう。
リストカットをする人の中で、本当に死のうと思って自傷している人は、ほとんどいません。
リストカットすればつらい気持ちが楽になるという思いから、生きるために、リストカットをしているのです。
しかし、リストカットでつらい気持ちを解消していると、ストレスへの耐性が低下していきます(>_<)
どういうことかというと、些細なことでも、リストカットをして苦痛をやわらげようとしてしまい、リストカットの回数が増える危険性があるということです。
また最初は浅く傷つけていただけだったのが、だんだんと深く傷をつけるようになるかもしれません(;_:)
ですので、できれば自傷という行為ではない行動で、あなたの苦痛や生きづらさをやわらげられれば一番いいですよね。
どうすればそうできるか一緒に考えてみましょう。
まず実際に自傷という行為をするまでに、段階がいくつかあります。
・第一段階:何らかの原因で不快な感情になります
・第二段階:その感情が高まって、とてもつらくなります
・第三段階:そのつらい気持ちをどうにかしたいので、自傷したい気持ちが高まります
・第四段階:最終的に実際に傷をつけます
このように「嫌な気持ちになった→リストカットした」という間に、いくつか立ち止まれるポイントがあるのです。
不快な感情のスイッチがいつどうやって入るかというのを、自分で調べてみませんか。
毎日の自分の行動と、自傷したくなったときや自傷したときの記録をつけます。
するとあなたがどういう状況のときに自傷したくなるのか、どういう状況のときは安全なのかわかるでしょう!(^^)!
それがわかれば、できるだけ安全な状況の時間を増やします。
このようにして、自傷してしまいたくなる状況を避けるのです。
不快な感情が高まってつらいときは、その気持ちを紙に書き出してみるのも一つの手です。
自分の呼吸に集中して気持ちを落ち着けることを日ごろから練習していて、気持ちが高まったときに試してみてもいいでしょう。
本当に自傷行為をしたいという気持ちが高まってしまったら、リストカットの代わりに自分に安全な刺激的な方法を試してみましょう。
例えば、氷や保冷剤を強く握りしめると強い刺激が得られます。
新聞などを手でびりびりに裂いてもいいでしょう。
輪ゴムなどで手首にパチンと刺激を与えるのも、痛いけれど皮膚は傷つかないのでおすすめです。
リストカットをしてしまっても、「またしてしまった」と自分を責めるのをやめましょう。
ここに来るまでにいろいろ試した自分を認めて、褒めてください!(^^)!
子どもが、友人が、パートナーが自傷行為をしていると知ったら、ショックを受けますよね(>_<)
しかしそんなときには冷静になり、過剰な反応をするのはやめましょう。
また逆に見て見ぬふりをするのもいけません。
つい、「どうしてそんなことをするの?」などと非難めいた言葉を口にしたくなります。
しかしそのような言葉は自傷している人を、より追いつめることになりますので、ぐっと我慢しましょう。
本人が自傷行為について話をしてくれたら、「よく話してくれたね」と話してくれたことを肯定的にとらえましょう。
話をしようという気になってくれたのですから、ここで「リストカットなどしちゃだめだ」や「死にたいなんて言うな」など、本人の気持ちや行動を否定するような言葉を言わないようにしてください。
そして、自分を傷つけずにすむ方法を一緒に考えましょう。
つらいことを解消する方法は、リストカット以外もあることを話し合います。
もちろん、この話し合いができたから、明日からリストカットをしなくなるということはないでしょう。
リストカットをしなくなるまで、ある程度時間がかかるということは覚悟しておきます☆
リストカットで悩んでいる人は、一人で苦しまずに周囲に助けを求めてください。
必ずあなたの心の声に寄り添ってくれる人がいるはずです。
学校に通っているならば、スクールカウンセラーを利用することもできます。
そのようなプロの力を借りるのも一つの方法です。
自分を楽にする方法をいくつも持っておきましょう☆
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