Column

コラム

【いじめ】

 

卑劣な行為。人権侵害。

 

『いじめ』は、子どもであれ、大人であれ、集団生活のなかで暮らしていれば、誰にでも起こりうるものです。

 

そこには『いじめをする側の意識の低さ』があります。

 

特に、子どもたちの集団いじめは、個人的な問題から起こることもあれば、『からかう』『じゃれ合い』『ふざける』など、友人関係の延長上にある場合も多く、言葉や行動の暴力でも、当事者たちは「みんながやっているから……」というような浅はかな気持ちで、『加害者』という意識があまりに低いのが特徴でもあります。

 

大人の場合の『いじめ』は、職場で起きることが多く、上司だけでなく同僚や後輩からの言葉や態度で弱い立場の人間を追い詰め、『ハラスメント』『いじめている』という自覚を持っているのに、加害者という意識は低いという特徴があります。

 

子どものいじめ、大人のいじめ、どんないじめでも見逃すわけにはいかないのです。

 

いじめというのは、意見の相違で口喧嘩をするようなものとは全く違って、人が生まれながらに持っている人権を侵害する行為です。

 

ひと一人の心が壊れてしまう、命を奪うこともある危険な行為という認識をもっと強く周知させ、被害を受けている側が我慢する傾向にあるのを取り除かなければいけません。

 

そして、被害を受けたひとの心を守るためにできることは全てやる!

もちろん当事者の訴えも必要ですが、家族、友達、恋人、学校、会社など、それは周りにいる人間の役目でもあるんです。

 

当事者ができること、周りができることについて述べていきましょう☆

 

 

 

【いじめで悩んでいる方へ

 

まだ学生だったり、家族や先生に相談しにくい場合、メールや通話を使って各自治体の相談サービスに無料で相談することができますので、迷わず相談してくださいね。

お子さんがいじめを受けている場合も同様に、家族で話し合い、学校や自治体などに相談しましょう。

親としてのプレッシャーで心の不安定さが表れてきたときは、周りに心の内を話してみたり、どうしても身近な人間に打ち明けられないときは、傾聴のプロであるカウンセラーに相談してみるのも良いでしょう。

 

職場でのいじめで悩んでいる場合は、社内に設置されている相談部署に対応してもらうことも可能ですが、思い切って転職するという選択肢もあります。

大人であれば、第三者に相談できる場所においてもかなり幅が広がり、自分では気付かなかった解決策へ導いてもらえることがあります。ひとりで抱え込まずに相談しましょう。

自分で働く環境を変えることができる点を活かして、いじめや我慢を続けることから抜け出すことも考えてみましょう。

 

 

 

【いじめのSOSサインに気づくには?】

 

周りにいてもSOSに気づけるかどうか、そこがとても重要ですよね。

子どものいじめの場合は、親に心配させないために家では元気に見せたり、何事もないようにしている子も多いので、忙しい親は子どもの異変に気づけないことがあります(>_<)

 

・朝、起きなくなった(遅刻が多くなった)

・体調不良で学校を休むことが増えた

・友達の話をしなくなった

・アザやケガが増えた

・衣類や勉強道具にひどい破れや汚れがある

・家のなかで会話が減った、食事中も話さなくなった

・自室にこもる時間が多くなった

・おこづかいを多く要求してくる

・イライラするようになり、言葉遣いの変化や物に当たることが増えた

 

このように、子どものSOSサインはよく注意して見てあげると早めに気づけるものです☆

どんなに忙しくても、普段から気にかけてあげましょう!

 

 

大人の場合は、仕事のストレスなどで誰でも気分にバラつきがあるため、周りも本人が職場でのいじめやハラスメントに悩んでいるとは気づきにくいかも知れません(>_<)

 

しかし、大人の場合も注意深く見ると、本人はちゃんとSOSサインを出しているんです。

 

・体調不良で会社を休みがちになった

・家で普段の会話もしなくなった

・就職で一人暮らしするようになったものの、電話に出ないことが増えたり、声にもハリがなくなった

・仕事をやめたい、転職などの話をするようになった

・以前は友人と出かけたりしたが、友人の誘いも断るようになった

・性格がきつくなったり、情緒不安定が目立ってきた

 

 

『いじめ』は、自分の問題だと思い込み、ひとりで悩み苦しみ続けてしまうのは絶対にやめましょう。

 

自分ではないほかの誰かに危害を加えられることは、あなたの問題ではなく、いじめている側に問題があり、あなたが悩むべきことではないのです。

 

一刻も早く、その苦しみから解放されて、自分らしく在る権利があるんです。

 

どんなに厚い壁に閉ざされた状況でも、ヒビを入れれば壁は欠けはじめ、光が差し込みます。

「誰も信じられない、頼りにならない、話したくない」

その感情を打ち破ってください。

あなたの心を守るためにも、ほんの少しでも勇気を出して……。

 

あなたのことを守りたい、力になりたい人がいることを忘れないでいてくださいね☆

 

 

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