ー幸せな夫婦、幸せな結婚を描くのは楽しい。誰かを愛するのも充実感がある。
描いたような幸せを叶えられたとしても、幸せをずっと感じられる生活の継続は中々難しい?
人と人が惹かれ合う理由は、遺伝子レベルのお話になってきますが、
心理学的には、自分にないものがある人に魅力を感じたり、自分と趣味が同じだったり、
会話から感じるものがあったり……と、すごく繊細な気持ちの感受性が働きます☆
そして、恋愛とは違って結婚ともなれば、一生を共に過ごすパートナーへの愛情のほかに、
お互いのメンタルが安定する=安心する、落ち着くという心の奥で感じるものが、かなり重要になってきますよね(^^)
ーパートナーへの安心感とは、一体どんなものでしょうか?
「悩みや問題があっても、二人なら乗り越えられる」
「生活していく上で、サポートし合える」
「どんな時も自分の味方でいてくれる」
このように、お互いのメンタルの安定は、生活と心の支えになってくれるかどうかが決め手になってきます☆
恋愛の好きという感情は、人間の脳の働きでいえば、PEA(フェニルエチルアミン)いわゆる恋愛ホルモンが発生している状態で、
集中している時や、人を好きになった時にも分泌されます。
このPEA(フェニルエチルアミン)は、ドーパミン濃度を上昇させるため、快楽に浸ってしまい、
周りが見えなくなってしまうこともあります。
よく、「恋愛は3年で倦怠期を迎える」といわれますが、
それもこの恋愛ホルモンの効果が切れてしまうことが原因だとされています。
この状態は、多くのひとが経験したことがあるんじゃないでしょうか(^^)
そして、夫婦の結婚生活は、この恋愛ホルモンが切れたとしても、
相手に対しての『信頼』『尊敬』『安心』が消えずに持続されるというのが特徴なんです☆
ーひと言で『夫婦』といっても、さまざまなタイプがありますよね。皆さんは、どのタイプに当てはまるでしょうか?
◇休日も一緒で愛情表現を欠かさない夫婦◇
仕事がお休みの時もいつも一緒に過ごしたり、
言葉や態度での愛情表現がとても多く、恋人のような夫婦が、まさにこのタイプ。
コミュニケーションを大切にしているので、お互いを褒め合ったり、
記念日やイベントを二人で過ごすことを忘れません。
普段から、オープンに気持ちを表現しているので、恋人感覚を持続しやすい。
ただ、このタイプの夫婦は『好き』という気持ちが優先されるため、
「自分が何を考えているのか、パートナーは常に理解しているはず」と、思い込みがちなんです。
お互いの言動にちょっとした思い違いが生じてしまった場合、
ケンカや夫婦の間に大きな溝ができてしまう可能性が高くなる傾向が……。
愛情表現ばかりをするのではなく、人生においてのお互いの考えを話し合ったりしておくのも良いでしょう☆
◇相棒のように互いを補う夫婦◇
好き嫌いの感情よりも、『人生においての目標』や『子どもを立派に育てたい』というような、
目的や価値観の一致を優先します。
お互いの足りない部分を補い合う夫婦は、この相棒タイプといえるでしょう。
人生の計画性を大事にしていて、そのためにしっかりとお互いにやるべきことを分担し、
夫婦としての役割や家族のルールに沿って、スムーズに暮らしていくことに重点を置いている傾向があります。
きっちりとしている分、意見の相違があった場合に、どちらかが折れないとトラブルになることもあるかも知れません。
子どもが巣立ってからは、ひとつの大きな目標を達成したときに陥る『燃え尽き症候群』になり得ることも……。
日頃から、パートナーへの気持ちや自分が感じていることを話す時間を持つようにすることも大切にしてみましょう☆
◇お互いを尊重し合う個人主義の夫婦◇
この現代社会において意外に増えているのがこのタイプ。
お互いの仕事や趣味、それぞれの時間を尊重し、恋人や相棒よりも友人に近く、
「一緒に暮らしていて、すごくラクに居られる」というように、夫婦でも個人を大切にします。
友人関係に近いので、お互いのパーソナルスペースを守り、良い距離感で接しているため、
ケンカは少ないという特徴があります。
お互いへの感謝の気持ちは常に伝えることは忘れませんが、関係性があっさりしているので、
何かのキッカケでトラブルが起きた場合には、これまで一緒に過ごしてきた時間や思い出に囚われることなく、
夫婦というカタチをやめてしまう可能性大です。
このタイプの夫婦も、もっとお互いのことについて会話をしたり、
気になる部分がある時は、二人で提案し合ったりして、
お互いに理解を深めるためにもコミュニケーションを増やしてみましょう☆
結婚して夫婦となり、時に何か問題が出てきても二人で解決し、トータルで見れば夫婦の役割バランスが良く、
「幸せだよ」と、お互いに思えることがとても大切なんですよね(^^)♪
たとえ、恋愛している時よりも愛情表現やスキンシップが減ったとしても、
『信頼』『尊敬』『安心』を共有し、幸せを築けるのが結婚生活の良いところでもあります☆
どんなタイプの夫婦であっても、この3つの感情は必要不可欠ですね(*^^*)
そして、この3つの感情にプラスしたいのが『言葉』です☆
コミュニケーションにも、さまざまなカタチがありますが、
この『言葉』は、ホントに大切なんです。
顔を合わせて会話をすることが望ましいですが、
そこは何といっても毎日忙しすぎる日本人にとって会話をするための時間が十分に取れない……。
まさに、ココが難点ですよね(>_<)!
「パートナーの帰りが遅い」
「日勤や夜勤で生活サイクルが真逆」
「単身赴任で離れて暮らしている」
こんな状況でも大丈夫!
文字や声で伝えても言葉のコミュニケーションになります(^^)
「今日はこんなことがあったんだよ」
「いつも支えてくれてありがとう」
「ちょっと気になることがあってね」
「これどう思う?」
「○○してくれて嬉しい」etc……
メモ書きや手紙で伝えることもできますし、メールやボイスメールも活用できます♪
顔を合わせると照れくさくても、文字や声だけなら意外に伝えやすかったりするのでオススメ(*^^*)
もし、パートナーが無口で無精であれば、あなたから率先して行動してあげれば、
少しずづパートナーも変化してくれるかも知れません☆
仲良し夫婦、幸せな結婚生活を続けるには、
お互いの性格や考え方も影響するので夫婦それぞれではありますが、
二人で考え、気持ちは言葉で表現し、コミュニケーションを取っていくことがキーポイントだといえます☆
会話が多く、感謝や尊敬の気持ちを言葉にすることを欠かさずにコミュニケーションをとっている夫婦は、
仲の良さが周囲からも見てとれますよね(^^)
今を省みて、
「最近はあんまり気持ちを伝えていないなー」と少しでも感じたら、
今日からでも、ほんのちょっとずつ意識して言葉にしてみませんか?(*^^*)
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