私たち人間には、生まれたときから感情が備わっています☆
赤ちゃんの頃だって、自分では記憶になくてもちゃんと表情や声で”気持ち”を表現しているんです(^^)
そして、感情が生まれた瞬間から「優越感」「劣等感」も感じるようになるんです☆
この世の中に自分だけしか存在せずに生きているのなら、人は優越感や劣等感だけじゃなく、「個の性格」「個の能力」という概念を知る術もなかったでしょう。
たったひとりで生まれ、人生を全うするのなら、誰かや何かと比較することもなく、淡々とした時間の中を生きていくだけですが、私たちはそうではありません☆
家族や友人など、さまざまな人と出会って、色んな出来事の中で日々を過ごしています(^^)
そうなると、どうしても自分と誰かを心の中で比較してしまうこともあるんです☆
「人は生まれたときから劣等感と闘っている。そして目標へと向かっていくのだ」
著名な心理学者である、アルフレッド・アドラー氏もこのように説いています☆
”劣等感”と聞くと、ネガティブなイメージを払拭できませんが、
元を辿ってなぜ劣等感を抱くのかというと……「人にはそれぞれ自分の目的や描く理想があるから」
これは、ネガティブな劣等感とは違い、健全な劣等感なんです(*^^*)
「今の自分と理想とのギャップ」「長く落ち込んでしまう」「自分に能力は何もない」etc……
強いネガティブな劣等感を抱きやすい人は、「こうありたい!」「こうなりたい!」というように、自分の心に目標を掲げているからこそ、同じように目標に向かっている人を目の当たりにすると、自分と比較してしまい、自分のことを卑下してしまう特徴があります(>_<)
たしかに、自分の中の劣等感を完全に消すのは難しいもの……。
でも、その負の感情に悩まされる必要はないんですよ(^^)!
劣等感とは、人の心理状態(心の健康状態)でプラスにもマイナスにも変化するとされています☆
この変化について、簡単にお話ししていきましょう♪
あなたが劣等感を感じたときの心理状態がネガティブであれば……?
その劣等感は『落ち込む・悲しくなる・怒る・自己否定する・被害者意識を持つ』というように、劣等感を感じた理由がどんなことであれ、悪い方へと感情が引っ張られてしまいます(><)
では、あなたが劣等感を感じたときの心理状態がポジティブだったら……?
不思議なことに、普段から心の状態が健やかであれば、劣等感を感じても『解決するためにどうすべきか考えられる・ゴールを明確化できる・具体的な行動に移す』というように、奮起する起点として受け入れられるものなんです(^^)
劣等感といえども、自分の心理状態で感情・思考・行動にこんなに大きな差が生まれるんです☆
ここで疑問が浮かぶとしたら、
「ネガティブな劣等感に負けない自分でいるためには、どんな方法があるの?」ということですよね(^^)
それでは、ネガティブな劣等感から健全な劣等感に変えるための方法をご紹介していきましょう☆
➀まず、単に劣等感を嫌悪するのではなく、その感情にも興味を持つこと
そうすることで負の感情に押しつぶされることなく、肯定的かつ冷静に対処できるようになります。
➁「感謝の気持ち」をいつも持つこと
いつも感謝の気持ちを心に持っているかどうかで、心と脳の働きもベストな状態でいられるのです。
③心身共にリラックスさせること
深呼吸や瞑想は、実はかなり思考力に影響します。焦りや不安を感じると人の呼吸は浅くなるので、常に深く呼吸をすることを意識することは、平常心を保つためにも良い方法とされています。
④強いメンタルを持つには、普段からフィジカル(肉体的)面を鍛えること
心身のリフレッシュにもなりますが、鍛えることで忍耐強さが身に付き、ネガティブな劣等感を感じさせなくする効果もあるといわれています。
⑤自分の意志を固めること
劣等感は誰でも持つものです。でも、その劣等感を健全なものとするには、やっぱりあなた自身の意志がとても大切になってきます。理想や目標に向かっていくためにも、周りに振り回されない、自分のペースで進んでいく気持ちをしっかり持つことで、ポジティブな心理状態を保つことができます。
もし、ここまでにお話ししていないような状況、他人からの言葉や批判で生まれた劣等感であれば、それはあなたの劣等感ではありません。心理学上でも、他人の感情が入っている評価であれば、あなた自身が悩むことではなく他人が考えるべきことであると認識されているので、自分の劣等感として捉えなくていいんですよ(^^)
私たちがいつも見ている景色だって、見方を変えるためにカラーレンズを通して景色を見れば、そのカラー特有の色味を纏った景色へと変化しますよね☆
劣等感もそれと同じです(*^^*)
あなたの心次第で、感情や性格をポジティブにもネガティブにも変化させることができることを知っていれば、これからはもっと上手に劣等感と寄り添っていけるでしょう♪
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