子どもに愛情を注いで子育てを一生懸命頑張ってきて、子どもが成長して独り立ちを迎えると、嬉しさもありながら何となく寂しい、辛い気持ちになっていませんか?
親が子どもと離れる時期に感じる、空っぽな心の状態を【空の巣症候群】といいます☆
よく知られている燃え尽き症候群に似た感情ともいえますが、空の巣症候群は、ひな鳥が巣立ったあとの「空の巣」に例えた心理状態であり、子育てを中心に生活してきた親にみられる”うつ状態”のようなものです。
子どもが進学や就職、結婚などで親から離れて自立し、別々の生活をスタートさせることは、子どもだけではなく、親にとってもこれまでの生活サイクルに変化をもたらすため、今までずっと子どもと暮らしていた親の心には嬉しさと寂しさが生まれ、複雑な心境を抱えてしまうのです(><)
子どもが巣立った親は、その空の巣を目の当たりにし、自分の感情をどこに向かわせれば良いのか、どこにぶつければ良いのか……気持ちの整理ができずに悩んでいる方が多くみられます☆
それでは,
空の巣症候群になりやすいタイプや対処法etc……もう少し詳しく話していきましょう(^^)
・どんなことにも一生懸命な性格、努力家である
・専業主婦(主夫)で、子ども中心の生活を送っている(送っていた)
・家で子育てに専念することが好きだった(満足していた)
・友達や外のコミュニティでの交流がない
・子どもが家を空けることが多くなり、寂しさを感じるようになった
・子どもの成長を素直に喜べなくなっている
・自分の趣味がない
・夫婦での会話がない
・子どもが自立後、自分の目標や夢etc……これからの生活イメージが沸かない
・憂うつな気分が続く
・何もやる気が起きない、無気力になる
・胸にぽっかり穴が開いたような虚無感や喪失感がある
・不安感やイライラ感がある
・突然涙が出てくる、悲しくて泣きそうになる
・自分はもう必要ない、誰にも必要とされていないと感じる
・強い孤独感に襲われる
・これから何をしたら良いのか分からない
・強い倦怠感がある
・頭痛がする
・肩こりがひどい
・吐き気がある
・眠れない日が続く
・すぐ疲れる、いつも疲労感がある
・食欲がない
・動悸、息切れがする
◇家庭とは別に自分の好きなことをする時間を持つ◇
自分の趣味や好きなことをする時間をつくりましょう♪
今までは子育てに時間を割いていた分、自分がやりたかったことを思い出して、自分のために時間を使ってあげましょう(^^)
◇パートナーとこれからの生活について話してみる◇
子どもが親離れして、
「これからの人生をどう過ごしていきたいか」「自分だけが寂しさを感じているのか」etc……パートナーと一緒に話し合ってみましょう☆
パートナーもあなたと同じような気持ちで悩んでいるかも知れないので、自分から話題にしてみるのも良いでしょう(^^)
◇仕事(パート、就職)を始める◇
寂しさが紛れて視野が広まり、収入も得られるので、専業主婦(主夫)の方、子育てに専念する前は仕事をされていた方も、子どもの自立を機に仕事を始めてみるのもオススメです(^^)
◇スポーツジムや散歩etc……体を動かすルーティンをつくる◇
家でじっとして過ごすよりも、ジムや散歩で体を動かすルーティンをつくりましょう♪
心の安定を保つには、体を少しでも動かして自律神経を整えることがとても大切です☆
スポーツは苦手という方も、毎日散歩をしたりして体を動かすことを日課にしましょう(^^)
◇地域コミュニティへの参加や友人と交流する時間をつくる◇
地域で開かれているコミュニティへ参加してみたり、時間がなくて会えなかった友人と交流する時間をつくるのは色々な話ができてストレス発散にもなり、充実した時間を過ごせます(^^)
◇温泉や美容室、サロンなどリフレッシュできる場所に通う◇
これまでは子どもにかけてきた時間やお金を自分のために費やすことも、子どもが巣立った今こそできること(^^)
忙しい日々とは変わって、ゆったりした時間を楽しむことは大人の特権でもあります☆
旅行や温泉、美容室やエステetc……自分を磨けてリラックスができる場所に出かけてみましょう♪
◇ボランティアetc……子どもたちや誰かの役に立てる活動を始めてみる◇
自分の子どもが自立して、
「親の役目が終わった」「生活にハリがない」「もう自分は必要とされていない」と感じている方は、子どもたちや人々のために活動しているボランティア団体やサークルに参加してみるの良いでしょう☆
自分の一生懸命な活動が、誰かの手助けになることは凄く素敵なことですよね(^^)
子どものために一生懸命に向き合いながら日々を送ってきたからこそ、その対象が自分の生活サイクルから消えてしまうと環境の変化に適応できずに、さまざまな症状に悩まされるようになります……(>_<)
ココロやカラダの不安定な状態が長く続くと、医療での治療が必要になることもあります。
特に子どもが自立する時期は、親の年齢が40~50歳代ということもあり、更年期症状が出やすい時期と重なってしまうことが多く、さらに症状が悪くなることがあるのです。
決して「もう自分は誰にも必要とされていない」なんて考えるのはやめましょう!
このような心境変化は、真面目に子育てと向き合ってきた証でもあるのですから(^^)
もしも、
「自分も空の巣症候群かも知れない……」「親が空の巣症候群かも知れない……」となったときは、周囲や本人と話してみましょう☆
家族や友人に話したくない場合は、カウンセラーに相談してみると自分の気持ちが整理できやすくなりますよ(*^^*)
親にとって子どもの自立というのは、いつかは訪れるものです☆
まだ子どもが自立する年齢ではない方も、このような時期を迎えることを片隅に置いて、空の巣症候群にならないように対策しておきましょう(*^^*)
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