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コラム

《学校に行きたくないサインとその対処法は?》

 

子どもから急に「学校行きたくない」と言われたら、どうしたらいいのでしょうか(;_:)

今まで何の問題もなく学校に通っていたのに、どうして急に学校に行きたくないと言い出したのかわからず、混乱しますよね。

共働きの家庭で、お子さんがまだ小さければ、どちらかが仕事を休まないといけないかもしれません。

親から見ると「急に言い出した」と思えるのですが、子どもの事情からするとそうではありません。

いろいろ我慢をしていて、我慢の限界が来てしまい、親にやっとのことで「学校に行きたくない」と訴えているのです(>_<)

実は子どもが学校に行きたくないと訴える前には、何らかのサインを出しているのです。

不登校になった後で「あ!あれはサインだったんだ」と気づくこともよくあります。

今回は、その子どものサインを早めにキャッチして、学校に行きたくないという問題がこじれる前に効果的な対応ができればと思い、お話しをしたいと思います☆

 

 

《子どものサインはどんなものがある?》

 

子どもが学校に行きたくないときはよく「お腹が痛い」とか「頭が痛い」と言います。

仮病の場合もありますが、学校に行きたくない気持ちが高まると、実際にお腹が痛くなったり、頭が痛くなったりします(>_<)

その他には熱が出たり、なんだかだるいと訴えたりもするでしょう。

また、このように身体に症状としてあらわれなくても、いつもより元気がなくなっていたり、イライラしていたりすると要注意です。

表情も気をつけて観察してください。

言葉で何かを訴えなくても、表情にあらわれてくるでしょう。

生活面では生活リズムが乱れて、夜眠れなくなったり、朝起きられなくなったりします。

食事も、食欲がなくなったり、逆に食べすぎたりすることもあるでしょう。

日曜日の夜に元気がなくなったり、調子が悪くなったりもします(;_:)

勉強をしなくなり、塾も休みがちになることもあるでしょう。

ゲームをずっと離さなくなる子どももいます。

ほかには、わかりやすいサインとして服装や髪の色、形が変わる、行動が変わるなどもあるでしょう。

このようなサインがあらわれると、原因はわかりませんが、とにかく子どもが何らかのストレスを抱えているということになります。

 

 

《NGな対応は?》

 

では、このようなサインを子どもが出したとき、親はどうすればいいのでしょうか。

親としては理由が知りたいですよね。

学校で何かあったのか?いじめられているのか?勉強について行けてないのか?ですので子どもに「どうしたの?」「何かあったの?」と聞きがちです。

しかし、問いつめるのはよくありません(>_<)

子どもが学校に行きたくない明確な理由は、本人にもわからないか、もしくは何かがあるけれどもそれを言葉で伝えられないことも多いからです。

もしいじめなどの明確な理由があったとしても、学年が上がるにつれてプライドもありますので、親に「いじめられている」など言えないという子どもも多いでしょう。

そのため、理由を問いつめても、「わからない」と答えるか、適当な理由を言うだけになりますので、聞いても意味がありません。

また、「どうしても学校に行きなさい」「学校に行かないと勉強についていけないよ」「将来困るよ」などと脅しや助言などもしないようにしましょう。

なぜかというと、このようなことを言っても子どもに響かないばかりか、「親は私のことをわかってくれない」と思い、その後のコミュニケーションが上手くいかなくなる原因になります。

 

 

《このように対応しよう》

 

子どもが、学校に行きたくないサインを出していることに気がついたら、子どもと一緒にゆっくりする時間を取りましょう☆

塾に行かない、勉強しない、ゲームばかりするという状態でも、ゲームを無理やりやめさせるのではなく、とりあえずその状態の維持を目指してください。

一日休ませて自由に過ごせる時間を作ってあげてもいいかもしれません。

子どもから「学校に行きたくない」と言われたら、内心はびっくりするでしょうけれど、落ちついて「学校に行きたくないんだ」と子どもの気持ちに寄り添ってください。

子どもの方も「学校に行くのが当たり前」「学校に行きたくなと言ったら怒られる」などとわかっているのです。しかし、もう心が疲れていて我慢の限界なのです(;_:)

まず、子どもの気持ちを受け入れ、子どもが思っていることを批判や否定せずによく聞いてあげましょう。

自分の言うことをきちんと受け取ってくれるとわかったら、子どもも自分の気持ちが言いやすくなります☆

子どもの気持ちをじゅうぶんに聞いた後、「どうしたら学校に行きたくなる?」と尋ねてみましょう。

自分の気持ちを聞いてもらってすっきりした後なら、「やっぱり学校に行く」と答えるかもしれません。

このときに、「やっぱり学校お休みしたい」というようでしたら、休ませてあげましょう。

子どもがしたいことをさせてあげれば回復も早くなります。

ゲームがしたいのならゲームをさせてあげてください。

子どもが、学校に行きたくないサインを出しているのに気がついたら、まずはゆっくりと子どもの気持ちを聞いてあげましょう。

そして学校を休むこともOKを出してください。

もし学校に行きたくないという気持ちが長引きそうでしたら、学校や、専門機関などに相談しに行くのもおすすめです。

 

 

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