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■「HSP」とは?■

 

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン:Highly Sensitive Person)とは、視覚や聴覚などの感覚が敏感で、刺激を受けやすいという特性を、生まれつき持っている人のことをいいます。通称HSP(エイチ・エス・ピー)と呼ばれています(^^)

HSPは、環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質で生まれ持ったものであることが分かっています☆

統計的に見ると、人口の15%~20%ほどで、5人に1人が当てはまる”性質”といわれており、そこまで珍しいものではないのです(^^)

とはいえ、約8割の人がこの性質にはあてはまらないために、HSPの特性は共感を得ることが難しく、この特性を持っていない人との差に劣等感を抱いてしまい、無理をして周囲に合わせてしまうなど、生きづらさを感じやすいといえます(>_<)

 

 

 

■HSPの特徴について■

 

HSPには、特徴的な性質があります☆

 

【深く情報を処理をする】

簡単に答えが出るようなことであっても、深く思考をめぐらせる。

その場の空気を深く読み取ることが得意なため、情報を読み過ぎてしまい、必要以上に疲れてしまう原因にも(>_<)

 

【過剰に刺激を受けやすく、敏感に察知する】

刺激への反応が強く表れやすく、心と体に疲れを感じやすい。

外部からの刺激に敏感なので、音(聴覚)・光(視覚)・味覚・臭覚・気候・人ごみ・肌に触れるものなど、五感の刺激に対して強く反応する傾向があり、ほかの人が気づかないような些細な刺激に対しても、すぐに気づくことができます。

また、人の感情や雰囲気、気候変化、電波や電磁波、目に見えないエネルギーに対しても敏感です☆

 

【共感力が強く、心のバリアが弱い】

他人との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすいのも特徴のひとつです。

自分の周りにいる人の感情を読み取り、自分が他人に合わせることが多いので、相手に深く共感する一方、相手に対して過剰に同調・同情したり、相手の気分や考えに引きずられやすいなど、自分を見失ってしまうことも……(><)

また、映画やドラマ、小説、漫画など作品のストーリーやキャラクターに深く感情移入する傾向もあります☆

 

【疲れを感じやすい】

HSPの人は、常に敏感にアンテナを張っている状態にあるため、そうでない人より気力や、体力が消耗しやすいといえます。

 

【自己否定しやすい】

HSPの人は、相手に対してあまり責めることをしません☆

繊細で傷つきやすく良心的で優しい性格なため、相手のことを考え、相手の考え方を優先する傾向があります。

そのため、些細なことでも「自分が悪いのかも……」と、自分を責めやすいのも特徴です。

自分に自信がなくネガティブに捉えやすいため、周りから怒りの矛先としてターゲットにされることも多く、自分の本音を言えずに対人関係に対して苦手意識を持ちやすく、自己否定することで解決しようとしてしまいます(>_<)

 

 

 

■HSPの人の特徴・性格傾向まとめ■

 

・周りの変化、小さな変化に気づきやすい、敏感である

・物事を始めるまでに時間がかかる

・周りからの些細な言葉に傷つきやすく、ずっと忘れないでいる

・なにか一つ聞くとあらゆることを想像できる、物事を掘り下げるのが得意

・人ごみや騒音が苦手、音、匂い、光、味覚などの刺激が気になることが多い

・周りの空気を読み、合わせて行動する

・他人の気分に左右されやすい

・ひとりでいると落ち着く

・人といると合わせてしまい、心身ともに消耗しやすい

・カフェインを摂取すると顕著に眠れなくなる

・びっくりしやすい

・暴力的な映像などが苦手

・良心的である

・他の人が怒られていても、自分が怒られているように感じてしまう

・本音を言ったり、素直に感情を出すことが苦手

・しぐさや表情から相手の気持ちを察することができる

・物語に感情移入しやすく、号泣してしまうことがある

・短期間にあれもこれもしなければならないとなると、混乱してしまう

 

上記のような傾向がある人は、HSPの可能性があるとされており、これらの傾向に当てはまることが多く、生きづらさを強く感じている場合は、HSPの可能性が高いといえます。

 

 

少し専門的に説明すると……

HSPの人は、感覚的な刺激に対して無意識的、反射的に処理する脳の『扁桃体(へんとうたい)』という部分の機能が過剰に働きやすく、HSPではない人と比べて不安や恐怖を感じやすいとされ、特徴や傾向などを見ても分かるように、とてもストレスを溜めやすいのです☆

特に日本人は性格的な傾向から、海外の人よりもHSPの割合が高いといわれています。

この数年で、HSPが注目されるようになった背景として、インターネット上でSNSなどが普及し、情報を取得する環境が大きく変化したことにあると考えられます。

あらゆる人が自由にインターネット上で発言できるようになったことで、刺激を受けやすいHSPの人が、心の疲れや生きづらさを更に感じやすくなったり、著名人たちが「自分もHSPである」と告白したことも、周知されるきっかけになりました☆

 

 

 

■HSPとの向き合い方■

 

HSPは病気ではありません。性質であり、大切な個性です(^^)

ただ、HSPの人はひとりで悩みを抱えやすく、うつ病になりやすい傾向があり、社会では人と違うということが理解されづらいこともあって、自分の繊細さをネガティブに捉えている人が多いんです(><)

 

まずは、自分を知ることが大切です☆

思うように行かなくても、自分を責めてはいけません。

皆と一緒じゃなくていいんです(*^^*)

 

自分の一番の理解者は「あなた自身」

 

自分のマネージャーになったつもりで、客観的に自分を見てみましょう♪

苦手なものは避けて大丈夫。必要以上に我慢しなくて良いんです(^^)

耐えられないことは甘えではありません。

辛かったら、そこから離れる。

一人の時間や趣味を大切にする。

自分にとって ”何が大切か” 今一度、向き合ってみましょう☆

心に余裕ができれば、自然と対処しやすくなります(^^)

 

 

 

■生きづらさだけを見るのではなく、自分を知ることで生きやすくする■

 

『HSP』の存在を知らずに、モヤモヤ感や、ずっと周囲に対して劣等感を抱いていた人も少なくないと思います☆

今まで耐えられなかったこと、辛いなと感じたことを正しく知ることで、自分を受け入れられるようになり、人生がより豊かになるはずです♪

 

『自分を知って、自分らしく生きる』

 

誰にも相談できずに心が辛いときは、いつでも私たちカウンセラーに頼ってくださいね☆

心がつらいと、当然、体調にも影響が出てしまいます(><)

専門のカウンセラーだからこそ、あなたのお悩みに寄り添い、解決への方法を一緒に探すことができます。あなたの心が楽になるよう、私たちにお手伝いさせてください(*^^*)

 

 

私たちはあなたが辛い時にいつでも頼れる『心のパートナー』でありたいと思っています。

心が辛い時、話を聞いてほしい時、不安で眠れない時

…どんな時でもクロストゥーユーにご相談ください☆

 

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